議員定数と一票の格差
千葉市議会の選挙区別の議席が変わりました。
政令市議会は、国や県議会と同様、各選挙区で選出された議員から構成されます。
今回のポイントは2つ。
①全議席数をどうするのか?
②選挙区ごとの一票の格差はどうするのか
各会派の考えは以下のとおりです。
自民党千葉市議団、立憲、公明の主張
50議席据え置き、花見川区と若葉区でそれぞれ1減、中央区と緑区でそれぞれ1増
共産党 : 50から53議席増 議員数が多ければ多様な民意を反映できる。議員報酬を減らすことで、帳尻を合わせる。
自民党・無所属の会 : 50から45議席に減らす。
中央、緑は据え置き、花見川2減、若葉1減、美浜1減、稲毛1減という配分にすれば、一票の格差は50議席案と比べて最小となる。
私は会派を代表して討論をしました。
討論要旨
私たちは当初から全議席数を現行の50議席から5減した45議席案を主張してきた。
中央区、緑区の人口は微増であり、あえて議席数を増やす必要はない。一票の格差を問題にするのであれば、私たちの配分方法は、各会派の主張する案の中で、最小となる。
しかしながら、国政調査によれば、いまだ千葉市の人口は増加傾向にあることから、50議席維持の主張にも合理性がないとはいえない。
その中での配分方法、花見川1減、若葉1減は、中央1増、緑1増はベストではないがベターな手法であること等を考慮し、50議席案を受け入れることとする。
苦渋の選択でした。
経緯については、資料を提示して極力客観的な説明をいたしたく存じます。
その場で改めて、皆様のご意見を伺えれば幸いです。
以下のリンクの千葉日報にも掲載されています