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想定外を想定内に

3月13日(金曜日)
先ほどの一般質問の書き下し文です。

想定外を想定内に

東日本大震災から15年が経ちました。
あのとき、多くの自治体職員が被災地に入り、避難所運営や罹災証明など、復旧・復興の最前線を支えました。

以前、消防出初め式に参加した際、たまたま市職員と話す機会がありました。
彼は災害派遣から帰ってきたばかりでした。

私が「お疲れ様でした。さぞご苦労多かったでしょう」と声をかけると、
彼はこう言いました。

「いいえ議員。災害派遣に行くと私たちの経験値が上がります。
千葉市で大規模災害があったときに生かせるんです。」

なるほど、単に助けるだけではないのだと感じました。

しかし一方で、災害派遣は決して簡単な任務ではありません。
職員は通常業務から離れ、家族とも離れ、被災地で悲惨な光景を目の当たりにしながら活動することになります。

だからこそ、災害派遣の経験を市の防災力に生かすと同時に、派遣される職員の支援も重要です。

そこで、市職員の災害派遣について伺います。

質問①

まず、災害派遣の概要と制度についてお聞かせください。

答弁

被災自治体の人員不足を補うため、国の制度や自治体間協定に基づき職員を派遣する仕組みです。

質問②

それでは、近年の災害における本市の派遣実績についてお聞かせください。

答弁

平成30年7月豪雨では広島県坂町へ延べ14人、
令和6年能登半島地震では石川県珠洲市へ延べ366人を派遣しました。
また、中長期派遣として11自治体へ延べ99人を派遣しています。

質問③

派遣職員のメンタルヘルス支援についてお聞かせください。

答弁

派遣前後の健康チェックや、必要に応じ産業医面接などを実施しています。

質問④

派遣経験を本市の防災体制に生かす取組みについてお聞かせください。

答弁

派遣職員の経験を庁内で共有し、防災施策に反映しています。

意見要望

災害は「想定外だった」では済みません。

現場で得た経験を日頃の備えに生かし、本当に機能する防災体制を整えることが重要です。

また、災害派遣にあたる職員は大きな責任と負担を背負って活動しています。
引き続き、職員の心身のケアにも十分配慮していただくよう要望いたします