居場所は一つでなくてもいい
3月13日 一般質問 不登校児(要旨)
子どもたちの居場所は、一つでなくてもいいのではないでしょうか。
本市では、ライトポートなどを中心に不登校児童生徒への支援が進められていますが、場合によっては距離があり、通うこと自体が負担になることもあります。
私は以前、杉並区の和田中学校を視察しました。
そこでは土曜日に、大学生が不登校の生徒に寄り添う学習支援が行われています。大学生が2、3人の生徒と机を囲み、和やかな雰囲気の中で勉強を見ている。大学生は単位を取得でき、生徒は安心して学校に来ることができる。この日だけは、ほとんどの不登校の生徒が登校するそうです。
学校だけに限らず、地域の中にも学びと安心の場をつくる。
こうした取り組みは、不登校の子どもたちにとって大きな意味を持つと感じました。
後日、私は再び和田中学校を訪れました。
すると、当時その活動に参加していた大学生の一人が、今は教師として教壇に立っていました。嬉しいことに、私のことも覚えていてくれました。
こうした取り組みは、子どもたちの支援だけでなく、地域の人材を育てることにもつながっているのだと感じました。
子どもたちの居場所は、一つでなくてもいい。
中学校単位や地域の中で取り組める仕組みについても、検討していただきたいと思います。
そして何より、数字だけでなく、一人一人の子どもを見ていくことが大切です。
教育とは、誰一人取り残さない営みだと私は思います。