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学校連携のパラ観戦の初日

千葉市長は8月17日に学校観戦の実施を表明。千葉県知事は24日「千葉市のパラ観戦の保護者同意率は、小学校9割、全体で8割を超え、選択肢を作ってよかった。感染対策は責任をもてサポートする。」と自信に溢れたコメントをした。
それに対し県内各自治体の学校では、パラ観戦辞退が相次いだ。8月24日までの一週間で1万3千人が辞退した。例えば市原市では6校330人がキャンセル、木更津市は学校判断でキャンセル。
そして千葉市の場合も、初日25の観戦率は、知事のコメントとは全く異なった結果となる。
パラ観戦の初日の観戦率は予定61%(8月23日)を大幅に下回り26.6%だった。
また同日に開催された千葉市教育委員会議では、パラ観戦は話題にすらならなかった。
パラ観戦は子どもたちにとって非常に素晴らしい教育の機会であり、無事をひたすらに願うものであるが、観戦拡大が判明した場合は、中止またはテレビ観戦に切り替えるという柔軟な姿勢が必要である。

子供のパラリンピック観戦に関する見解

千葉市の子供にパラリンピックを観戦させることについて、懸念を表明するとともに感染拡大策を講じることを求めます。

車椅子ラグビーを観戦されたことのある方はご存じかもしれませんが、あの迫力、熱気、ハンディを負ってもそれを克服する気力。
それは強い共感と感動を生みます。小・中学生がパラリンピック観戦の教育効果は十分すぎるほどです。
まして、開催自治体である子供たちにとっては絶好の機会。
しかし、ワクチン接種率が4割5割になっても、デルタ株など当初想定しえなかったことの影響もあり感染拡大は続き、医療崩壊の一歩手前状況。コロナ禍は収束する様子を見せません。
その点を考えれば、パラ観戦も感染拡大の懸念は十分にあり、千葉市の小・中学校、高校生の観戦は中止する、もしくはオンラインでの観戦が望ましいという考えは理解できます。
一方、実際に千葉市の保護者の8割は観戦に賛成。これ以上子供たちを閉じ込めるのは見るに忍びない、またパラ観戦が中止になってしまえば、夏休み以降の移動教室、修学旅行も禁止になってしまうのでは、との心情も理解できます。

私たち新会派は議論を重ね、限定容認の要望書を提出しました。
その中の何点かを、かいつまんで説明いたします。
1参加する児童・生徒はもとより引率教員、バス運転手などすべての関係者に対してPCR検査を実施すること。
2修学旅行、運動会、文化祭、課外活動など他の学校行事に対しても、安易に中止することなく、私たち会派の要求と同等の対応をすることで教育の機会を確保すること。

PCR検査ですが、県がコロナ関係で子供に割いた予算は2000万円にすぎません。仮にこれを全部PCR検査に回すと、3500人分になります。一方千葉市の学校観戦者は、2万4000人おり、これには他の自治体や高校生は含まれておりません。
私たちは、クラスターが発生しなければ不幸中の幸という方針は、行政の不作為と考え、観戦が始まっても、PCR検査等、感染予防の措置を求めて行きます。
先日東京パラリンピックの開幕が24日に迫る中、会場で競技を見る予定の子どもたちに対し、東京都は、事前に新型コロナウイルスの検査を受けてもらう方向で調整していることを明らかにしました。
千葉県知事、千葉市長もこの事例を参考にして、出来うる限りの措置とるよう要請して行きます。

 

76年前、広島に原爆が投下されました

76年前、広島に原爆が投下されました。
ここに改めて、犠牲になられた方々に心から哀悼の誠を捧げます。原爆がもたらした被害は、決して過去のものではありません。
平和を祈念するとともに、どうすれば平和を構築できるのか常に考えていきたいと思います。

千葉市は8月2日から12歳以上も含んだ「予約の開始」が始まる。

千葉市は8月2日から12歳以上も含んだ「予約の開始」が始まる。一方佐倉市では、HP情報によれば8月中に12歳~18歳の希望者の「接種が完了」する。自治体の規模の違いはあるにせよ、若年層をターゲットに据えた佐倉市は戦略的だと思います。8月中の12~18歳の接種率を調査し、千葉市に提言します。