中国のウイグル等少数民族の弾圧に強く抗議します。
令和元年12月17日、千葉市議会は香港の自由を全会一致で決議しました。中国政府によるウイグル人等に対する少数民族の弾圧もミャンマー軍政も非難するのが当然、でなければ千葉市議会は、整合性と良心を疑われるでしょう。人権は普遍的な価値であり、相手国が中国であれミャンマーであれ、地方議会が憂慮の声明を出すと内政干渉になるのでしょうか?
地方議員は、その自治体の市民生活の向上に尽くすのが最大の役目です。しかし、拉致問題やミサイル発射、国家的テロ攻撃、領海侵犯など市民生活を根底から崩すおそれがあるものの他、わが国と密接な関係のある国について、例えば中国政府による少数民族弾圧、香港市民の自由のはく奪、ミャンマー軍政などを
非難する決議、意見書等を可決することで、議会の意思を表明することもできるのです。政権与党が、自由主義陣営諸国や国連の理念とは真逆に、中国政府に対し、抗議をしなかったことは、その人権弾圧に加担したといっても過言ではありません。
由々しい人権問題に目を背け、強い者にただ屈したとしたら、私たちは子供や孫の代まで、負い目を負うことになると思わないのでしょうか?
すでに、中国政府に対し、ウイグル人等の少数民族の弾圧を非難する意見書が、多くの地方自治体では可決されています。私は千葉市議会も歩調を合わせるべきと思います。